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ブログ☆てくてく日和

てくてく日和

てくてく全体研修会☆

2017-03-17
こんにちは、草川です。
大変遅くなりました、昨年度3月6日(月)に開催させていただいた、てくてく全体研修会の報告です☆
気がつけば年度が替わってしまいましたが、なかなか更新できておらず…。
改めて振り返ってみて、今感じることなどを話していければいいかなと思います。
 
さて、この研修会は、登録スタッフ、親御さんなどてくてくに関わってくださっている方々と一緒にメンバーの支援について考えていこうという研修会です。
 
今回は午前中にベテスダの家の中西昌哉さんをお呼びし、「私がこれまでたどってきた道~自閉症の方とのかかわり方、感じ方・考え方~」というテーマで、中西さんがこれまでベテスダの家で経験して来られたことを踏まえ、メンバーの支援において大切に思っておられる「想い」や「価値観」についてお話していただきました。
中西さんのお話は本当に聞きやすく引き込まれる内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。
 
ベテスダの家と中西さんの出会い、ベテスダの家の変遷、そして生活(ホーム)の支援へのニーズとそれに対するアクション…。
 
特に、メンバーを中心にして、支援者と親御さん、そして他の社会資源がどのように関係していくべきかの話では、当たり前に思うことの難しさと実現するためにどうしていくべきかを考えるいい機会になりました。
 
中西さん貴重なお話をありがとうございました。
そして午後からはパネルディスカッション「それぞれがたどってきた道~これからの支援に向けて~」ということで職員からは岡井と草川(!!)、そして登録ヘルパーの方1名、ご家族の方1名の計4名が登壇し、それぞれがこれまでに経験してきたメンバーとの関わりを振り返りつつ、今そしてこれから支援をしていく(関わっていく)ために「大切にしていきたい想い」を話し合う場を設けました。
 
岡井さんは、福祉の世界に入って10年ほど。
 
その中で経験してきたメンバーさんとの関わり中で感じてきた「楽しさ」や「喜び」というものを中心に、短期入所事業あっとハックの事業長という立場でメンバーや親御さんとどのように関係を作っていくべきかを話されました。
 
ヘルパーの方は、普段休日のガイドヘルプを中心にてくてくに関わってくださっている方です。
そのため社会の中に入っていくガイドヘルプという支援だからこそ感じる、メンバーの特性と社会のルールとのギャップを感じながらもどのように支援したらいいのか考え、そしてその先のメンバーと過ごすことで感じる「喜び」や「楽しさ」を生の声で話してくださりました。
 
親御さんは、てくてくには支援では関わりのない方ではありますが同じ乙訓の地域で暮らすメンバーのお母さんに来ていただきました。
 
僕自身、メンバーさんの生まれてから今までの話を親御さんから直接聞くことはあまりなく、お話を聞くたびにいつも衝撃を受けます。
 
親御さんのこれまでの想いと今感じる生きづらさ、悩み・・・。
 
メンバー、そしてご家族がより暮らしやすい社会とは何なのか、どうしたら実現するのかわからないことが多すぎて大きすぎて…それでも考え続けていくことで少しずつでも状況を変えて行かなくてはならない僕たちの役割を改めて感じます。
 
メンバーの小さいころからの話を親御さんから直接聞く機会ってあまりないからこそ、こういった時間はすごく大切だと感じました。
そして、文章の関係で最後に回しましたが、草川も前で話をさせていただきました…笑
 
初めてです、こんな機会。
 
そうはいっても、もう3年目(4月入ったので4年目です、笑)。そろそろこういったことも(普段の仕事ができてる訳ではないですが)役割と入してになって行かないといけないと思ってのパネラー参加です。
 
ただ単純に学生のアルバイトからてくてくに関わってきたこれまでに感じてきたこと、自分がメンバーと関わる中で形になっている今現在の想い。
 
そして誰もが自分らしく、楽しく、安心して過ごすことができる社会にするために、居宅介護等事業所のにこりん副事業長という立場として、てくてくに関わってくれているメンバーを中心に、支援者や親御さん、その他の資源をどう生かしていくべきかを話そうと、準備していました。
 
ですが、とにかく前で話すというのはすごく難しいですね。
いざ前に出ると緊張して、頭が真っ白になって…。
無駄にかっこつけてパワーポイントを使ってしまったがために、逆に何を話してたかわからなくなる失態。
便利なものは、使いこなせてなんぼですね。
 
でも、すごくいい経験をさせていただきました。
 
今までのことを振り返ることはたまにあっても、文字にすることはあまりなかったので自分自身の想いや現在地、足りないものなどを整理する機会になりました。
 
そして、前で話すという経験も、今回は失敗に終わったとは思いますが今回を糧にもっとよい発表ができるようにしていきたいと思います。
2016年度の研修は全体研修が最後でした。
そして2017年度に入っています。
またてくてくとしても新しい研修内容を考え、誰もが住み慣れた地域で生き生きと暮らし続けることのできる街づくりを目指していけるような、支援を共に考えていきましょう!
では、今年度もよろしくお願いいたします!!
 
草川
 
NPO法人てくてく
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