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ブログ☆てくてく日和

てくてく日和

「てくてくフォーラム2016」開催しました!

2016-11-16
こんにちは。理事長・尾瀬です。
今日は朝からとてもさわやかな青空が広がっていますが、空気の冷たさに冬が来ることを感じさせられます。私の周りでも風邪をひいておられる方が、増えているように思います。朝晩の冷え込みもだんだん厳しくなっていきます。皆さん、体調管理には十分気をつけていきましょう。
さて、今週の月曜日には「てくてくフォーラム2016」を無事開催することができました。
当日はてくてくのご家族や登録スタッフ(ホーム世話人・ヘルパー等)の皆さん、職員の他に、乙訓の障がい福祉関係事業所の職員の方や議員、行政職員の方、また他地域からもご参加をいただきました。
今回のフォーラムは「今あらためて考えてみましょう!メンバーの暮らしを守る取り組みについて~『障害者虐待防止法』と『障害者差別解消法』を中心に~」をテーマとして、午前・午後の報告・講演と参加者の皆さんとのディスカッションの三部構成としました。
まずは午前の部。テーマは「障がい者虐待防止と具体的な取り組みについて」として、「障害者虐待防止法」の概要説明とてくてくで取り組んだ「セルフチェックリスト」の報告を尾瀬から。そして、今年度の京都府「障害者虐待防止・権利擁護研修」に参加しての報告をあっとハックいちもんばし事業長の岡井からさせていただきました。
岡井事業長の緊張感が、会場全体に伝わってきたり…
でも「メンバーの皆さんの心の中にある『声なき声』にはしっかり耳と想いを傾けていきたい」という気持ちは、十分に伝わってくる報告でした。
午後からは「『障害者差別解消法』と『合理的配慮』について学び考えましょう」をテーマに、「安心して自分らしく暮らせるまちづくり~『障害者差別解消法』と『合理的配慮』について~」と題した長岡京市障がい福祉課課長・神田英治さんの講義。
この法ができてきた背景や経緯から「合理的配慮」の考え方や具体例なども交え、わかりやすくお話をいただきました。
そして引き続き「みんなでディスカッション」
個人レベルでの「思いやり」と法によって求められている事業者としての「合理的配慮」との違いや、障害者就労の促進が言われる中で「本人の能力」に応じて最低賃金の除外が「合法的に」認められる現状を踏まえ「合理的配慮」についてどう考えればよいのか等、とても本質的な質問や意見も出されていました。
 
「内容的に取っ付き難く、難しい」という率直な感想もいただきました。確かに法律の話は文言なども難しく、なかなか馴染みにくいものではありますが、私達は障がいのあるメンバーとのかかわりを通して「事業」を行う事業者として、社会的に今何が求められているのかということを、法人として認識しておくことはもちろん、そこに関わる人たちがまずは知っているということは必要なことだと思っていますので、その意味で今回のフォーラムは有意義なものだったと考えています。
 
お忙しいところお世話になった神田課長、そしてご参加いただいた皆さんに、あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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